2025年5月23日、心を打つ実話ベースの映画『父と僕の終わらない歌』がついに公開!
歌を通して父と息子が絆を深めていく―そんな家族のストーリーが、音楽とともに優しく、そして力強く描かれています。
今日はこの映画の魅力をたっぷりご紹介。キャスト情報から実話の背景、主題歌やロケ地まで、観る前に知っておきたいポイントをまとめてみました!
実話が原作!世界を笑顔にした“カープールカラオケ”から生まれた物語
物語のもとになったのは、2016年にイギリスで話題となった「カープールカラオケ」動画。
アルツハイマーを患う父・テッドさんと、その息子・サイモンさんが車内で一緒に歌う姿がYouTubeで拡散され、世界中から反響が!
そこから始まった彼らの物語は、本『The Songaminute Man』として出版され、日本でも『父と僕の終わらない歌』として翻訳されました。
それを映画化したのが本作。原作に感動した日活の渡久地翔プロデューサーが、「日本の親子に置き換えて描きたい」と思い立ち、映画化がスタートしました。
⭐️⭐️⭐️ 絶賛コメント到着 ⭐️⭐️⭐️#望月理恵 /フリーアナウンサー
— 映画『父と僕の終わらない歌』公式 (@chichiboku) May 24, 2025
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見終わったあと、思わず母に電話しちゃいました!誰かが誰かを慮る優しい物語
これが実話だなんて世の中捨てたものじゃないですね。
寺尾聰さんの優しい歌声がスープのように身体に沁み渡りました。… pic.twitter.com/Tn35YRXo45
映画『父と僕の終わらない歌』のあらすじ
主人公は、音楽をこよなく愛する父・間宮哲太(寺尾聰)と、彼を支える息子・雄太(松坂桃李)。
ある日、哲太がアルツハイマー型認知症と診断される。
次第に記憶を失っていく父に対し、複雑な思いを抱える雄太。
でも、父が歌を口ずさむときだけ、昔の“父”が戻ってくる——。
息子は父との思い出の歌をきっかけに、車の中で一緒に歌う“カープールカラオケ”動画を撮影し、YouTubeに投稿。
すると、思いがけない奇跡が巻き起こっていく。
忘れていた感情、家族のぬくもり、そして“父が自分をどう思っていたのか”という問いに向き合う雄太。
これは、ひと組の親子の「絆」を歌にのせて描く、心揺さぶる感動作です。
豪華すぎるキャスト陣!
寺尾聰(父・間宮哲太)
音楽と共に生きてきた元気な父が、アルツハイマーと診断され、徐々に記憶を失っていく姿を繊細に演じています。歌声にも注目!
松坂桃李(息子・間宮雄太)
家族に対する愛情と戸惑いを抱えながらも、父と向き合おうとする息子役。感情の揺れ動きを丁寧に表現しています。
松坂慶子(母・律子)
家族の中心として、明るく温かく皆を支える“お母ちゃん”。チャーミングで包容力たっぷりの存在。
その他のキャストも個性派揃い!
- 佐藤栞里:雄太の幼馴染・聡美役
- 副島淳:聡美の夫・ダニエル役
- 三宅裕司 & 石倉三郎:哲太の旧友役、絶妙な掛け合いが◎
- ディーン・フジオカ:雄太の恋人・亮一役
- 齋藤飛鳥:哲太の才能を見出す由梨役
- 佐藤浩市、大島美幸…とにかく豪華!
“歌”が家族をつなぐ魔法になる
この映画の大きな魅力は、何といっても「音楽」!
70年代・80年代の洋楽を中心に、劇中には数々の名曲が登場。懐かしさと温かさに包まれながら、まるで一緒にドライブしている気分に。
それぞれの楽曲が、物語の節目にぴったり重なっていて、涙腺が刺激されっぱなし。
“リアルじゃなくてもいい”――小泉監督が描きたかった、横須賀の空気
本作の舞台は横須賀市、特に「ドブ板通り」エリア。
監督の小泉徳宏は、美術チームにこう伝えました。
「リアルな横須賀と違ってもいい。横須賀の雰囲気や色合いを強調したい」
アルツハイマー型認知症の父が歌手デビューを果たす――
現実に起きた“嘘のような本当の話”を、そのまま描くと“できすぎた話”に見えてしまう。
そこで、小泉監督は**現実とファンタジーを織り交ぜた“ありそうな物語”**として演出することに。
横須賀の“どこか懐かしくて異国情緒のある街並み”を、映画ならではの柔らかなタッチで描くことで、作品全体に希望と明るさが生まれています。
ノスタルジーと温もりを演出する「ドブ板通り」の商店街
印象的なロケ地となったのが、「間宮楽器店」。
これは実際のタコス店を借り、ドブ板通りのイメージで作り込んだ架空の店舗です。
- 看板には「MAMIYA MUSIC STORE」のロゴ
- ロゴは実は、先に愛車(1964年式オールズモビル)のリアウィンドウ用にデザインされたものを転用
- 店内は、福生の中古楽器店「THREE SISTERZ」を参考にし、乱雑で個性的なレイアウト
FenderやYAMAHA、岐阜のヤイリギターから借りた本格的な楽器がずらり。
音楽と共に生きる家族の営みを、手触りのあるリアルさで表現しています。
ドブ板通りとは?
「ドブ板通り」とは、神奈川県横須賀市本町にある全長約300メートルの商店街。
その名の由来は、雨水用のドブ(側溝)に鉄板をかぶせた通りがかつて存在していたことにあります。
この通りの最大の特徴は、アメリカと日本が融合した独特のカルチャー。
横須賀基地に駐留するアメリカ海軍の影響で、米軍放出品やスカジャン、アメカジ系のアイテムを扱う店が軒を連ねています。
また、バーやレストラン、タトゥーショップなど、異国情緒を感じさせる店構えが続き、横須賀ならではの国際色が色濃く残る場所です。
夜にはネオンが灯り、昼とは違った雰囲気に。観光客にも地元民にも愛されるこの場所は、横須賀の文化を象徴する通りとも言えるでしょう。

間宮家の家の中に漂う、ふたりの人生の“混ざり合い”
哲太(寺尾聰)と律子(松坂慶子)夫婦の住まいも、ふたりの人生そのもの。
美術の五辻チーフと装飾の前田亮によるこだわりが光ります。
- ギター型のテーブル
- ワインボトル柄のランプ
- 哲太の“趣味部屋”には、レコードやスピーカーがぎっしり
- 律子の裏設定「ドライフラワーが好き」も反映し、手作りの花が彩りに
一見ごちゃっとしながらも、どこか温かい。そんな空間は、観る人に“家族っていいな”と感じさせてくれるはず。
ライブシーンの舞台は“音楽が生きる”横須賀の名店
劇中のライブシーンは、横須賀の老舗音楽スポット「Younger Than Yesterday」で撮影。
もともと映画館だったこの場所は、深紅のドレープや市松模様の床を加え、“昭和のクラブ風”にリメイク。
「古き良き時代の社交場」を意識し、神戸の廃業クラブの雰囲気も参考に
音楽とともに生きてきた哲太が、再びステージに立つ場所として、ぴったりの場所でした。
登場人物の“人生”を語る、衣装たち
衣装にも“横須賀らしさ”と“個性”がしっかりと表現されています。
- 哲太(寺尾聰):横須賀アメカジ+光を受けて表情が変わるジャケット
- 律子(松坂慶子):自然素材とヴィンテージを取り入れた、軽やかなパンツスタイル+一点物のターバン
- 亮一(ディーン・フジオカ):上下デニムで“無意識に父に似た恋人”という演出
- 治(石倉三郎):地元の名店「FUJI」で調達したスカジャンで、スカジャンの正装を表現
特に松坂慶子は衣装への思い入れが強く、衣装合わせを2回行うほどのこだわりぶり。
街を実際に歩いて「横須賀の女性像」を肌で感じたそうです。
横須賀という街が持つ、“物語を支える力”
異国情緒があり、音楽が流れ、どこか懐かしさを感じる——
そんな横須賀は、音楽と家族の物語にぴったりの街。
「ただのロケ地」ではなく、「物語そのものを支える存在」として機能しているのが、本作の大きな魅力。
まとめ|映画を観たあと、横須賀を歩いてみたくなる
『父と僕の終わらない歌』を観たあとは、きっと**“この家族が暮らす街”を歩いてみたくなる**はず。
リアルとファンタジーが美しく溶け合い、観客それぞれの“家族の思い出”とリンクしていく——
そんな魔法のような空気を、横須賀の街が生み出しています。
横須賀を舞台にした、音楽と愛の物語。
ぜひ映画館で、そして横須賀の街で、じっくりと味わってください。


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