
適応障害について知りたい…



もしかしたら私って適応障害なのかも?
この記事では、「適応障害ってなに?」「どんな症状があるの?」「どうやって向き合えばいいの?」といった基本的なことから、実際に私自身が経験したことまでを、できるだけわかりやすくまとめてみました。
「最近しんどいな…」「もしかして私も?」と感じている方の、ちょっとしたヒントになれたら嬉しいです。
はじめに
「まさか自分が……」
そう思ったのは、2024年に新卒で社会人になり、そこから1年も経たずに「適応障害」と診断されたときのことでした。
この記事では、私が実際に経験したことをもとに、「適応障害とは何か?」「どんな症状があるのか?」「どうすればいいのか?」を、専門的すぎず、誰にでもわかる言葉でお話しします。
社会人1年目、私のキャリアの始まりと違和感
私は2024年春に大学を卒業し、希望と不安を抱えながら新卒として就職しました。でも、たった2か月で退職。
業務内容も、職場の雰囲気も、何もかもが想像以上に自分に合わず、「このままでは壊れてしまう」と思ったからです。
運良くその翌月に別の会社に「広報職」として転職。やりたい仕事に就けて、周囲にも恵まれていたはずでした。
しかし──。
無理して笑っていた日々
表面上は「順調に社会人2社目で活躍している自分」。でも内心は、不安と緊張の連続でした。



・常に「ミスしないように」と頭がフル回転
・人の表情や言葉が必要以上に気になる
・休日も仕事のことが頭から離れない
・出勤前、吐き気や動悸がする日も
心も体もずっと張り詰めていて、誰かに「大丈夫?」と聞かれると、涙が出そうになる……。そんな日々が9か月続いたある日、病院で「適応障害」と診断されました。
適応障害とは?誰にでも起こりうる心のSOS
適応障害とは、環境の変化(職場、人間関係、家庭など)に強いストレスを感じ、心や体に不調が現れる状態のことです。
よくある症状:
- 気分が落ち込む・涙が止まらない
- 食欲がなくなる・寝つけない
- 動悸・吐き気・過呼吸
- 会社に行こうとすると強い不安が起きる
- 「自分は何もできない」と感じてしまう


特徴として、原因がはっきりしていることが多く、環境から離れることで回復する可能性が高い点が、うつ病と異なります。
診断後の選択:「休職」とはどんな制度?
診断を受けてすぐ、会社と相談し休職という選択をとりました。
休職とは?
心身の不調によって、働くことが難しいときに一定期間会社を休む制度です。休職中は基本的に無給ですが、次の制度を利用することで収入を補うことができます。
傷病手当金について(実体験)
傷病手当金とは?(全国健康保険協会)
健康保険に加入している会社員が、病気やケガで働けないときに支給されるお金です。
- 最長1年6か月間支給される
- 月収の約2/3が支給される
- 医師の診断書と会社からの申請書が必要
私もこの制度に救われました。正直、休職するまで存在を知らなかったのですが、経済的な不安が軽減されたことで、心にも少し余裕ができたのを覚えています。
休職中に感じた「自分だけが止まっている」感覚
休職して1週間ほどは、「とにかく寝る」しかできませんでした。
でも、SNSで周囲が働いている様子を見たり、会社からの連絡が気になったりして、罪悪感や焦りでいっぱいに。
「休んでる私=ダメな自分」
「みんな頑張ってるのに、自分は何してるんだろう」
何もしない自分を許すのに、すごく時間がかかりました。
でも、カウンセリングでこんな言葉をもらいました。
「今のあなたは、心が風邪をひいている状態。しっかり休むことも“仕事”なんですよ」
この言葉に救われ、少しずつ「自分を責める」時間が減っていきました。
今、同じように悩んでいる人へ伝えたいこと


もし、あなたが今「会社に行きたくない」「頑張っても苦しい」と感じているなら、その感覚は“甘え”ではありません。
心があなたに送っているSOSです。
以下のことを覚えていてください:
- 無理を続けても、誰も幸せになれない
- 休むことは立派な選択肢
- あなたの価値は、働けるかどうかでは決まらない
これからの私について
私は今、少しずつ回復に向かっている最中です。
未来のことはまだ見えませんが、「働くこと=全て」ではなく、“自分を大事にできる働き方”を目指したいと思っています。
おわりに
この記事は、決して「辞めるべき」「休むべき」と伝えたいわけではありません。
でも、無理して頑張ることが美徳とされがちな社会の中で、「休む勇気」も持ってほしい。
そんな思いで書きました。
あなたの心が、少しでも軽くなりますように。
補足:どこに相談すればいい?
- 心療内科・精神科(まずは専門家に診てもらうのが第一歩)
- 社内の産業医や人事部(休職相談ができる)
- 家族・信頼できる友人(気持ちを話せる相手がいると違います)
- SNSの当事者アカウントやコミュニティ(匿名で気持ちを共有できる場所も)


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