チアリーディングの華やかな演技と笑顔の裏には、仲間と共に未来を切り開く情熱があります。宮崎県三股町の桜美学園高校で、2025年に新設されたチアリーディング部の初代監督に就任した新城ももさん(22)。名古屋出身の彼女は、クラシックバレエの基礎を活かし、チアリーディングの魅力に魅せられた若きリーダーです。未経験の生徒たちを率いて全国大会を目指す彼女のストーリーは、挑戦と成長の軌跡そのもの。彼女の情熱とビジョンを紐解きます。
新城ももとは?プロフィールで知る若きチアリーディング監督の素顔

引用元:中京大学HPより
https://www.chukyo-u.ac.jp/student-pr-staff/activity/publications/2025/01/post-40.html
新城ももさんは、チアリーディングを通じて宮崎県の高校生に新しい可能性を示す22歳の監督。彼女の明るい笑顔とエネルギーは、部員たちに「挑戦する楽しさ」を伝えています。以下は、彼女の基本プロフィールです。
| 項目 | 詳細 |
| 名前 | 新城 もも(しんじょう もも) |
| 生年 | 2003年 |
| 出身地 | 愛知県名古屋市 |
| 職業 | 桜美学園高校チアリーディング部監督、体育教員 |
| 学歴 | 中京大学スポーツ科学部 |
| 趣味・特技 | クラシックバレエ、チアリーディング、チームビルディング |
| 目標 | 桜美学園チアリーディング部を全国大会決勝の常連に育て、九州のチアを活性化 |
チアリーディングとの出会い:クラシックバレエから新たな舞台へ
新城ももさんのスポーツ人生は、6歳から始めたクラシックバレエに始まります。小学校1年生から中学校3年生まで、9年間にわたりバレエに打ち込んだ彼女は、優雅な動きと表現力を磨きました。しかし、中京大中京高校のオープンスクールで目にしたチアリーディング部の演技が、彼女の心を一瞬で掴みます。
「選手たちが協力して演じ、空中で回転したり、ピラミッドを作ったりする姿に圧倒されました。競い合うスポーツとしての魅力も感じたんです」と新城さんは振り返ります。クラシックバレエのしなやかな動きは、チアリーディングのダンスやジャンプに活かされ、彼女は高校1年生で選抜メンバー16人に選ばれるほどの才能を発揮。チアリーディングの「チームで作り上げる一体感」と「競技としての真剣勝負」に魅了された彼女は、ここから新たな挑戦の道を歩み始めます。
コロナ禍での挫折と成長:チアリーディングへの情熱を深めた高校時代

高校2年生のとき、新城さんのチアリーディング人生は大きな試練に直面します。新型コロナウイルスの影響で、部活動はZoomを使ったオンライン練習になり、楽しみにしていた大会も次々と中止。憧れだった甲子園での野球応援も、選抜高校野球大会の中止により叶いませんでした。
「夢が途切れた瞬間は本当に悔しかった。でも、その悔しさが私を強くしたんです」と新城さん。この経験が、彼女のチアリーディングへの情熱をさらに燃え上がらせました。オンラインでの練習では、仲間との絆を維持するために積極的にコミュニケーションを取り、チームの士気を高める役割を担いました。この時期に培ったリーダーシップは、後の監督としての基盤となります。
中京大学での飛躍:主将として全国大会決勝へ

中京大学スポーツ科学部に進学後、新城さんはチアリーディング部に入部。高校時代の不完全燃焼をバネに、競技に全力を注ぎました。3年生と4年生では主将を務め、チームを中部地区大会連覇に導き、2024年の「JAPAN CUP」では決勝進出を果たします。この大会は、全国365チームが参加するチアリーディングの頂点。彼女の指導力とチームワークが結実した瞬間でした。
活動経歴ハイライト:
- 高校時代:中京大中京高校チアリーディング部で選抜メンバーとして活躍(1年生時)。
- 大学時代:
- 中京大学チアリーディング部主将(3・4年生)。
- 中部地区大会連覇(2023・2024年)。
- JAPAN CUP 2024決勝進出。
- 指導者資格:2025年2月に日本チアリーディング協会の指導者資格を取得。
桜美学園チアリーディング部創設:宮崎県初の挑戦

2024年夏、中京大学在学中に転機が訪れます。都城東高校(現・桜美学園高校)の教員から、チアリーディング部新設の監督を探しているとの話が舞い込みます。幼い頃からの夢だった体育教員への道と、チアリーディングへの情熱が重なり、彼女は迷わず引き受ける決意をしました。
2025年4月、桜美学園高校に就職し、チアリーディング部の立ち上げに着手。しかし、宮崎県内でチアリーディングはほとんど知られておらず、部員集めは難航します。「生徒たちはチアリーディングがどんなスポーツか知らなかった。でも、私の演技動画を見せて『一緒にやってみない?』と声をかけ続けたら、9人の女子生徒が集まってくれたんです」と新城さん。彼女の情熱と行動力が、ゼロからのスタートを可能にしました。
現在の活動:週5日の練習と学園祭での初披露を目指す

桜美学園チアリーディング部は現在、9人の部員と共に週5日、1日3時間の練習に励んでいます。部員は全員が初心者でしたが、新城さんの指導のもと、ダンスやジャンプの基礎を学び、チームとしての一体感を育てています。2025年10月の学園祭での演技披露が当面の目標。部長の生徒は「最初は不安だったけど、自分たちで練習メニューを考えられるようになった」と成長を実感しています。
新城さんは、部員たちの変化に喜びを感じています。「練習を重ねるごとに笑顔が増え、明るくなった。チアリーディングを通じて、仲間との絆や挑戦する楽しさを知ってほしい」と語ります。彼女の指導は、技術だけでなく「人間性」を育むことに重点を置いています。
チアリーディングの魅力とは?新城ももが伝える「笑顔の真剣勝負」
チアリーディングは、ダンス、ジャンプ、宙返り、ピラミッドなどの要素を2分半の演技に凝縮し、技の正確性や元気さ、笑顔を競うスポーツです。アメリカンフットボールの応援が起源ですが、日本では1990年代から競技として普及。JAPAN CUPでは、全国の強豪が集まり、華やかさと技術力が試されます。
新城さんは、チアリーディングの魅力をこう語ります。「可愛いイメージが強いけど、実はチームワークと戦略が求められる競技。仲間と一緒に作り上げる演技は、一生の思い出になります」。彼女は、宮崎の生徒たちにこの魅力を伝え、九州全体のチアリーディング文化を盛り上げることを目指しています。
将来のビジョン:全国大会常連校と九州のチア活性化

新城さんの夢は、桜美学園チアリーディング部を全国大会決勝の常連校に育てること。「JAPAN CUPの舞台で、宮崎の生徒たちが輝く姿を見たい。そして、九州全体のチアリーディングを盛り上げたい」と意気込みます。彼女の指導は、部員たちに「失敗を恐れず挑戦する姿勢」を植え付け、将来のリーダー育成にも繋がっています。
また、彼女自身も指導者として成長を続けています。2025年2月に取得した指導者資格を活かし、最新のコーチング技術を学びながら、部員一人ひとりに寄り添った指導を心がけています。
新城ももから学ぶ:挑戦と情熱が切り開く未来
新城ももさんの物語は、挑戦と情熱が新たな道を切り開くことを教えてくれます。クラシックバレエからチアリーディングへ、コロナ禍の挫折を乗り越え、宮崎県初のチアリーディング部を立ち上げる――彼女の行動力とリーダーシップは、多くの人にインスピレーションを与えます。
特に印象的なのは、初心者の部員たちにチアリーディングの楽しさを伝え、チームとしての成長を促す姿勢。「笑顔の真剣勝負」を体現する彼女の指導は、部員たちの人生にも大きな影響を与えるでしょう。
まとめ:新城ももと桜美学園チアリーディング部の未来に期待
新城ももさんの情熱は、宮崎県の小さな高校から全国へ、そして九州全体のチアリーディング文化を変える可能性を秘めています。彼女の指導のもと、桜美学園チアリーディング部は2025年10月の学園祭で初の演技披露を迎え、さらなる高みを目指します。チアリーディングの魅力を広め、仲間と共に成長する喜びを伝える新城さんの挑戦は、まだ始まったばかり。彼女と部員たちの未来が、どんな輝きを見せるのか楽しみです。


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